2016年 09月 25日
石原ファミリーの落日?・・・2016年9月25日
小樽港の端れ、ヨットハーバーに面して「石原裕次郎記念館」というのがあって、小樽の観光ブームの立役者として貢献してきました。
小樽観光に訪れたみなさんは、まず必ずと言って良いほど立ち寄られたことと思います。
この記念館が来年8月で、26年の歴史に幕を下ろすことになりました。
裕次郎ゆかりの他の地(湘南や神戸)の招聘競争に勝って1991年に開館し、92年には126万人の来館者を記録しましたが、最近は年間20万人ほどの来場者で推移していたようです。
建物の老朽化もあいまって、これ以上の維持が困難だとして「閉館」を決めたとのこと。
運営会社は展示する約2万点の一部を裕次郎が「第二の故郷」と呼んだ小樽に残したいと望んでいるようですが、展示スペースの確保や、公費による維持管理をどう考えるかなどの課題が残ります。
これから小樽市との協議に入るようですが、一時代を画した「人気スター」を知る人も老人化し、人々から忘れ去られようとしています。
こんなニュースが話題になる昨今、中央政界で威をふるった「石原ファミリー」もなにやら問題視され、「裕次郎記念館」の閉館と時を同じくして、凋落の兆しが見え隠れするのです。
2年前にお邪魔しましたが、残念ですね。
いつかは忘れ去られるのですね!!