2017年 07月 17日
急な変化が・・・2017年7月17日
一晩明けた16日からは、急に気温が下がってずいぶんと凌ぎやくなりました。おまけに「短時間集中豪雨」などがあって、一部の地域に「冠水被害」がでるありさまとなりました。
急激な変化と言えば、なにも天気現象だけではありません。
この国の政治の世界で「一強を誇り」、当たるところ敵無しの感があった「首相とその政権」ですが・・・直近の世論調査によれば、その支持率が急降下しています。
そんな様子を横目にしながら書くのも気が引けますが、以下は「四字熟語」の世界です。
『夜郎自大(やろうじだい)』
自分の実力をかえりみず、仲間の中で尊大に構えてみせる小人物のたとえ。
「野郎」とは、漢代に中国の西南地方(貴州省)にあった国名。多くの小国があったが、「野郎国」はその中で最大。ところが、漢帝国の強大さを全く知らず、自分の力を過大に信じて、威張っていたという故事による。
『急転直下(きゅうてんちょっか)』
急転は、急に変化する。直下はまっすぐ落ちて≪一件落着≫すること。事情が突然変わって、事のきまりが急に片付くたとえ。
『放辟邪侈(ほうへきじゃし)』
わがまま勝手で、横道にそれて、おごり高ぶること。辟には、よこしまの意もある。侈は、おごる、ぜいたくの意。
この国にはその昔から、驕りに対する「戒めの言葉」がたくさんあります。
ですが、頂上を極めた人は、とかくその戒めを軽視するか、忘れてしまいます。
目下、支持率が「急転直下」している誰かさんも、先人の戒めの言葉を教訓としないツケが回ってきたのでしょう。
『生者必滅 会者定離』・・・平家物語の冒頭を飾る一行も、上に立つ者は心に刻んでおかねばならぬものかと、日ごろ思っているところです。
「真摯に意見を聞く・・・とは、聞く耳持たぬと見つけたり」・・・雲隠れ!
暑さのせいか頭もぼ~としてますが、天気にしてもおかしくなりつつありますね。
我々もしっかりしなくては・・・!!