2017年 09月 09日
裕次郎の愛車「ロールスロイス」の行方・・・2017年9月9日
1991年にオープンし、26年間も小樽への観光客を楽しませてくれた「石原裕次郎記念館」がこの8月31日を持って閉館しました。
昨年の夏にこの記念館の館長が・・・・・
「裕次郎フアンが高齢化し、近年では、裕次郎を知らない若者が増え、入場者が激減したこともあり、老朽化の改修費用の負担が大きくなったこともあり、赤字になっての倒産などあってはならないので、裕次郎さんの想いを傷つけないうちに、惜しまれて閉館することを決めた。閉館まで1年間あるので、建物の今後の利用方法で売却や賃貸も検討したい。今後は、全国のゆかりの地に出向いて移動展示を行っていきたいと思っている」と話して閉館が決まりました。
ご多分にもれず、閉館が決まってからというもの、全国からファンが詰めかけて、今年に入ってから来場者は前年比8割増の盛況ぶりで、「貴重な品々をもう見られなくなるのは寂しい」と昭和の大スターの思い出を胸に刻んでいたとのことです。
閉館にちなんでJR小樽駅4番ホームで8月24日~9月3日までの間、裕次郎記念館からの寄贈品などを紹介する「裕次郎メモリアルルーム」の展示がありました。裕次郎の写真や映画ポスターなど約200点を並べ、駅利用客に楽しんでもらう趣向だがありました。
同駅4番ホームは、裕次郎がかつてテレビの撮影で降り立ったことから、「裕次郎ホーム」として親しまれています。同記念館の閉館を受け、JR北海道が同ホームで展示品を紹介しようと記念館側に貸し出しを申し出たところ、「思いがけず多くの品を寄贈いただいた」ということのようです。
裕次郎が亡くなるまで乗っていたという愛車の「ロールスロイス」が、小樽市に寄贈され、小樽市総合博物館本館(手宮1)に展示されることになりました。この保管設備の整備費に充てるため、市がインターネットで寄付を募るクラウドファンディング(CF)に取り組んでいるようです。市は「全国の裕次郎ファンの力を借りたい」と期待しています。
この「ロールスロイス」の一般公開は9月30日ころからの予定だそうです。
興味がありましたら、ぜひ小樽へ足を運んでください。
小樽駅の裕次郎と記念写真をとりましたよ。
いい思い出です。