きょうの新聞ニュースにありました。

タイトルは・・・・

「出版不況は図書館のせい? 新刊貸し出しに不満 販売数上回る」

というものです。

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出版業界が言わんとしていることは、「図書館が新刊本を無料でどんどん貸出するから、本が売れない・・・何とかしてくれ!!」ということです。

業界団体が昨年11月、全国の公共図書館に「配慮」を求める文書を送付したそうです。


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配慮を求められた「図書館側」も面喰っているかと思います。

たしかにここ十数年来、全国的に図書館の数も増え、蔵書内容も充実してきています。

図書館を利用する側にとって、まことに喜ばしい限りで、貸出数字も増えるのは当然なことです。

全国の各自治体の、涙ぐましい努力による図書館の増大と、貸出実績増こそが、この国の庶民の「娯楽や知識アップ」など文化の普及を担っているのです。

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出版業界が「新刊本の有料貸出」や「一定期間の貸出禁止」を図書館側に求める前に、本の価格を下げる努力・・・・・

たとえば、人気作家へのベラボウな報酬を下げるとか、装丁に無駄な費用をかけないとか、売れないと判っている作品は大量に出版しないとか、書店からの返品制度を改めて無駄をなくす・・・・などなど、自助努力の余地は限りなく多いように思うのです。


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謂れの無い・・・と思える申し入れは「知識の集大成を握る」出版業界らしくない、イチャモンにしか思えないのです。


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by karucyu | 2017-04-23 21:30 | Comments(4)