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平成30年の年明けに・・・2018年1月1日

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いつもと変わらぬ夜が来て、浅い眠りから覚める朝に特段変わったことはありません。

ですが、暦の年号は変わって年の初めを迎え、なにやら厳粛な気分になるから不思議なものです。



さて、始まるこの一年、この世は吉と出るのか凶が蔓延するのか、できれば「すべてのことに吉が勝りますように」と、初詣の社に無けなしのお賽銭を投げ込んだりするのです。

ことしも、なにぶんのご厚誼をお願いするところです。

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by karucyu | 2018-01-01 10:14 | Comments(4)

 読む本が無くなるのです・・・2017年12月24日

――相次ぐ愛読作家の逝去――

読む小説は、ほぼ100%「歴史・時代もの」です。偏り以外のなにものでもありません。

若いころから「吉川英治、井上靖、山田風太郎、海音寺潮五郎・・・」などに親しみ『司馬遼太郎、藤沢周平』作品で、その偏りが決定的になりました。

愛読作家の一人『葉室麟氏』が、きのう23日福岡市内の病院で亡くなりました。66歳の短い生涯でした。

地方紙記者などを経て、50歳を過ぎてから創作活動に本格的に入ったそうで、

歴史文学賞を受賞した「乾山晩愁」で2005年に作家デビュー、2012年に直木賞を受けた「蜩ノ記」は映画化されました。

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「乾山晩愁」からほぼ15年の短い作家生活の中で、およそ50編の作品を残しました。

文庫本化されて12月21日に発売された「蒼天見ゆ」を、半ば読み進んでいる最中の訃報です。なんとも惜しい気がしているところです。

氏の作品はデビュー作「乾山晩愁」から始まって、文庫化された作品のほぼすべてを読んだのですが・・・ほとんどの作品の主人公の「凛とした生き様」に憧れと共感を覚えてしまうのです。

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ここ数年、愛読している作家が次々と物故されています。

  • 北原亜以子(20133月 75歳)

  • 山本兼一 (20142月 57歳)

  • 火坂雅志 (20152月 58歳)

  • 宇江佐真理(201511月 66歳)

  • 杉本苑子 (20175月  91歳)

    などなど・・・・

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まだ現役で頑張って居られる「青山文平、安部龍太郎、伊東潤、上田秀人、乙川雄三郎、澤田ふじ子、宮城谷昌光、宮本昌孝、諸田玲子」諸氏には、御身大切にして頑張ってもらいたいと、強く思うきょうの日です。


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by karucyu | 2017-12-24 17:02 | Comments(2)

同情する気持ちが失せます・・・2017年12月17日

――-特殊詐欺の被害増大に思う―――

北海道警察が発表したところによりますと・・・・

息子や孫を装って現金をだまし取る「おれおれ詐欺」の1~11月の道内の被害額が、前年同期比4・7倍の約3億3200万円にも上り、過去5年で最悪だったとのことです。

被害にあわないよう、官民挙げて注意を促しているにもかかわらず、前年同期比「4.7倍」の被害額になるありさまです。

この16日に、市内の70代の女性が「名義貸しトラブルの解決名目」で、現金2650万円を騙し取られています。


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特殊詐欺に関する認知度は高まっているようです。道警が7、8月に運転免許試験場で免許更新に訪れた60歳以上235人にアンケートしたところ、特殊詐欺を「知っている」「ある程度知っている」との回答は合わせて94・5%に達したとのことです。警戒心は広まるのに被害は拡大する一方です。

 「特殊詐欺には普段から注意していた。電話機に注意書きも貼っていたのに」・・・と11月15日に現金300万円をだまし取られた胆振管内の70代女性は悔やんでいます。

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このブログで、過去何度か「特殊詐欺被害」の記事を書いていますが、まいど驚くのは「高額のお金」を瞬時に左右できる老人が多いと言うことにです。

その次に、日ごろ用心しているにもかかわらず「咄嗟に孫や息子」を案じるあまり、詐欺師の言うがままに動いてしまう、人間の弱さにも驚くのです。

こうまで被害が拡大して来ますと、被害者に対する同情心は失せて、「お金が有り過ぎるんだよなあ~そういう人たちは・・・」と、突き放した感情が芽生えてくるのです。


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by karucyu | 2017-12-17 21:10 | Comments(4)

1年2ケ月ぶりに・・・2017年10月29日

――北の地の大動脈「日勝峠」の復活開通――

先週の台風21号に続き、今週も22号接近での被害が報じられています。

北の大地では幸いなことに、昨年度より台風による被害がいまのところ小さいようです。

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昨年(平成28年)の北の地での「台風被害」はひどいものでした。

817日から23日の一週間で台風7号(17日上陸)、11号(21日上陸)、9号(23日上陸)と、立て続けに三つの台風が上陸し、大きな被害をもたらしました。

それ以外にも台風10号は大雨を降らし、交通網に甚大な被害を与えました。

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JR北海道の鉄道網は、いたるところで寸断され、未だに修理復活されない路線があります。

国道は主に十勝地方に通じる各国道を中心に、橋の流失や路盤の流出・崩壊などで通行止めとなり、一時は十勝地方が孤立状態になるありさまでした。

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もっとも被害の規模が大きかったのが、国道274号の「日勝峠」でした。

この峠は石狩地方と十勝と釧路地方を結ぶ、北海道の大動脈となっている道路です。

道東からの「魚貝類」や十勝地方からの「農産物」の輸送遅れが続きました。

この峠の通行止めが長引くための「経済損失」は計り知れないものがありました。

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これがこの28日に、12ケ月ぶりの通行止めが解除されました。

この日、峠のふもとの「日高町側」と「清水町側」で、午後1時にゲートが開くと、再開を待っていた多くの車両が峠を登って行ったそうです。

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by karucyu | 2017-10-29 20:55 | Comments(2)

六月の旅から・・・2017年7月4日

③・・・新装なった「小田原城」を見学

小田原街はその昔、箱根や伊豆半島へ行くのに、車や電車で何度も通っていました。そのたびに「名物かまぼこ」をお土産にしたものです。

ですが、どうしたものか「小田原城」をしっかりと観たことが無かったのです。


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「小田原と後北条氏」の歴史については、若いころから関心を持っていました。司馬遼太郎の「箱根の坂」を読んで以来のことかもしれません。最近では伊東 潤の「黎明に起つ」を読んで、またまた眠っていた「小田原への関心」が目を覚ましてきたような気がしたのです。

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情報から「小田原城の平成の大改修」が終わって、リニュアール公開されたことを知りました。で、このたびの旅を利用して訪れることにしたのです。

在京の友達も同行を快く承知してくれて、またまた東京駅から東海道本線の、ほぼ各駅停車の電車で出かけました。

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小田原は、京都から駿河の今川家へやって来た「伊勢新九郎」が、知略で伊豆地方を従え、続いて箱根の坂を越えて「相模の国」を制覇してその居城としたことから栄てきました。

伊豆や相模の国を支配した「北条宗瑞(早雲)」は、足利幕府の混乱がもたらす「応仁の乱」を乗り越え、新しい国づくりをするために「戦国の世の幕」を切って落とした先駆けの武将となりました。

早雲から3代目までは名君として領国を守って来ましたが、4代氏政の時代の流れを読めない蒙昧さで、その子5代氏直の時に「豊臣秀吉」に滅ぼされてしまいました。

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その後徳川家の支配下に入り、明治3年に廃城となった小田原城です。

ですが昭和9年頃から、隅櫓が再建されたりして、昭和355月には廃城以来90年ぶりに市民待望の天守閣が復興されました。

復興から既に50年以上が経過しており、耐震診断の結果、今後継続的に使用するためには耐震補強が必要であるとされたことから、来館者の安全確保のため平成277月から平成284月にかけて「平成の大修理工事」を行いました。

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(天守閣から伊豆半島方向をを望む)

リニュアールされた天守閣の外観は、なにか白々として、内部の階段も登り易くてありがたいのですが、どうも古城という感じが失せたような気がするのです。

各階層に展示された「北条5代の歴史展示物」も見やすいのですが、あまりにも多すぎて一日ではゆっくりと鑑賞できないほどのものです。

小雨が降ってきたお堀端を歩き、「北条5代の末路」や「大久保忠隣(ただちか)」の悲劇を頭に描きながら小田原駅に戻り、帰路についたところです。

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<城の再建、修理などの記事は、地元の情報を引用させていただきました>


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by karucyu | 2017-07-04 11:23 | Comments(4)

なにを考えているのやら・・・・2017年6月4日

-----パリ協定批准迷走の余波―-

きょう(64日)の地元紙に、北海道の銘産として知られている「アスパラガス」の高値が続いている・・・と報じています。

札幌市の中央卸売市場では、昨年の同じ時期に比べて、1キロ当たり100円も高いのだそうです。取扱量が2割も落ち込んでいるためのようです。

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生産量が低い理由は、昨年の7~9月の日照時間不足で、根にじゅうぶんな栄養を蓄えることができなかった影響が大きく、農家からは例年の6月下旬より早く収穫が終わってしまうのでは? と心配の声が聞こえています。

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「アスパラガス」を日本で最初に栽培・生産した人は、北海道岩内町の農学博士であった下田喜久三という方です。

欧米からアスパラの種子を取り寄せ 試験栽培を続けた結果, 1922(大正11)年 新品種を開発して 翌年から大規模な栽培を始め, 周辺の農家にも 作ることをすすめました。 1924(大正13)年 岩内町に「日本アスパラガス株式会社」を創設して 缶詰の生産を始めたのだそうです。

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岩内町の街区から、ニセコ連峰のなだらかな山裾を少し上ったところに、記念の碑文が建てられています。

≪この「アスパラガス」発祥の地が喜茂別町だとして、喜茂別町長名で平成元年に、「中山峠」の頂上レストハウス駐車場に、そのモニュメントと碑文を建てています。

どちらが本家なのか?、たぶん岩内説が本命のような気がします≫



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もうひとつ、海の幸のことを言いますと、

北海道南のスルメイカ漁が、1日解禁されまして、函館市の函館漁港からは、出漁を待ち兼ねたイカ釣り漁船約10隻が松前沖を目指して出港しまた。

昨年は記録的な不漁だっただけに、漁業関係者らは少しでも多くの漁獲に期待を寄せていましたが・・・

初日の水揚げは、昨年の解禁日よりいくらか良かったものの、今年の漁獲量も楽観を許さない状況のようです。

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「アスパラガス」や「するめイカ」の漁獲・収穫だけでなく、天候不順による農産・水産物の収量・漁獲減は目に余るものがあります。

さらに大規模災害による、物的・人的被害は地球規模で計り知れません。

このままではいけないと、人類が知恵を出し合ってようやく201512月にパリで開催された「第21回気候変動枠組条約締約国会議」で、全世界規模で「温室効果ガス抑止」を目論んだ『パリ協定』が結ばれたのですが・・・・


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どこかの大国の「OBAKAKING」が、自国の利益のみを優先してこの協定から脱すると宣言しています。

「地球温暖化」で地球が破壊に瀕しているのがわかっていながら、自国の利益のみに固執する人々に対して、減産の憂き目にあう「アスパラガス」を初めとする農作物や「するめイカ」を筆頭とする「魚貝類」は、いま「怒髪天を衝く」ところの位置にあるのです。


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by karucyu | 2017-06-04 15:18 | Comments(4)

謂れのない図書館へのいちゃもん! 2017年4月23日



きょうの新聞ニュースにありました。

タイトルは・・・・

「出版不況は図書館のせい? 新刊貸し出しに不満 販売数上回る」

というものです。

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出版業界が言わんとしていることは、「図書館が新刊本を無料でどんどん貸出するから、本が売れない・・・何とかしてくれ!!」ということです。

業界団体が昨年11月、全国の公共図書館に「配慮」を求める文書を送付したそうです。


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配慮を求められた「図書館側」も面喰っているかと思います。

たしかにここ十数年来、全国的に図書館の数も増え、蔵書内容も充実してきています。

図書館を利用する側にとって、まことに喜ばしい限りで、貸出数字も増えるのは当然なことです。

全国の各自治体の、涙ぐましい努力による図書館の増大と、貸出実績増こそが、この国の庶民の「娯楽や知識アップ」など文化の普及を担っているのです。

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出版業界が「新刊本の有料貸出」や「一定期間の貸出禁止」を図書館側に求める前に、本の価格を下げる努力・・・・・

たとえば、人気作家へのベラボウな報酬を下げるとか、装丁に無駄な費用をかけないとか、売れないと判っている作品は大量に出版しないとか、書店からの返品制度を改めて無駄をなくす・・・・などなど、自助努力の余地は限りなく多いように思うのです。


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謂れの無い・・・と思える申し入れは「知識の集大成を握る」出版業界らしくない、イチャモンにしか思えないのです。


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by karucyu | 2017-04-23 21:30 | Comments(4)

江差に「群来」が来たぁ~~ 2017年2月28日

カモメのなく音に~~ ふと目を覚まし~~ あれが蝦夷地の山かいな~~

蝦夷地の支配の中心だった「松前」から北へ70Kmほどのところに『江差』と言う町があります。この町の誇りの最たるものが『江差追分』です。

数ある民謡の中で、唄うことの難しさナンバーワンと言われている民謡のようです。

町民の老若男女がことあるごとに唄い続け、毎年全国大会が盛大に開かれています。

この町の港は、江戸期「北前船」の最終寄港地となっていました(根室、国後地方は別にして)

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幕末、官軍から逃れてきた「榎本武揚」らが乗ってきた「軍艦・開陽丸」がこの港沖で座礁し、官軍との戦闘に参戦することができず、函館軍の敗北の大きな要因にもなりました。

いま「開陽丸・青少年センター」という名前で記念館となり、貴重な資料、遺物の数々から肌で感じられる体験型資料館となっています。



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江差の海は、江戸時代から明治時代にかけてニシン漁で栄えてきました。

その江差町のかもめ島沿岸で26日午前、ニシンの群れが産卵のために押し寄せ、海が白く濁る『群来(くき)』に似た現象が確認されたとのことです。

道が調査をしている段階ですが、漁業関係者は1世紀以上前となる豊漁の再来を、大いに期待しているところです。



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『群来(くき)』というのは、浜辺に押し寄せてきたニシンが産卵し精子をかけることで、海が白濁することを言うのだそうで、単に押し寄せて来るのは『群来(ぐんらい)』と言うのだそうです。

同じ文字を使っても、呼び方が違うところが『漁師さん』の粋を表しているのかもしれません。


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by karucyu | 2017-02-28 19:57 | Comments(0)

ミッフイーとのお別れ・・・2017年2月18日

このブログの「プロフイール画像」に<ミッフイー風>の絵を使ってきました。

載せたときは、世界的に著名な「童話絵」とのことは、あまり知らなかったのですが・・・「ある文庫の布の絵本」を見たとき、あまりに可愛くきれいにできていましたので使わしてもらったのです。



きょうの新聞に「ミッフイー」の生みの親であるオランダの作家、「イラストレーターのディック・ブルナー氏が16日、同国ユトレヒトで死亡(89歳)したとありました。

 氏は1927年、ユトレヒト生まれで、オランダでは「ナインチェ」と呼ばれる「ミッフィーの絵本」を同国で55年から30作以上出してきたのだそうです。日本語を含め多くの言語に翻訳され、世界で8千万部以上売れたとのこと。アニメ化もされるなど人気キャラクターとなっていました。




これからは、「ディズニーやサザエさん」のように、生みの親が居なくなっても「工房作品」として永いあいだ読み続けられ、親しまれ続けることになるのでしょう。


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by karucyu | 2017-02-18 13:54 | Comments(4)

久しぶりに胸躍らせての映画・・・2017年2月9日

市川雷蔵、勝新太郎に三船敏郎や万屋錦之介、高倉健、緒方拳などが活躍する映画を楽しんできた私たちです。

往時の銀幕のスターもほとんど物故し、当然のことながら俳優の代替わりも激しく、映画への縁も薄くなりました。

いまはもっぱらBS放送の「プレミアムシネマ」や「Gyao」などで映画を楽しんでいる昨今です。

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そんな日を送っている真冬の一日、久しぶりに映画館で「生映画」を観てきました。
「マグニフィセント・7(magnificentseven)」です。

セブン(七人)とくれば当然のことながら、黒沢明監督の不朽の名作「七人の侍(1954年公開)」が想い出されます。

それから7年経って、黒沢作品をリメークしたアメリカ映画「荒野の七人」が公開され、主役の「ユリ・ブリンナー」以下の活躍に胸躍ろかしたものです。


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その「荒野の七人」から57年経って、さらに言えば「七人の侍」から実に63年経ってこの冬公開されたのが『マグニフィセント7』です。

悪の組織に虐げられ、命を奪われ、村を乗っ獲られる貧しい村人の願いに立ち上がった「七人のアウトローたち」・・・・なんの見返りも無く、命を懸けて悪と闘う彼らはまさに《magnificent(崇高な7人)》なのです。


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「富と権力」が幅を効かせ、貧しい人々や普通の人々が陽の目を見られない傾向が続く昨今の世の中であればこそ、映画『マグニフィセント7』の壮大な活劇を観ながら、手に汗を握るのです。


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by karucyu | 2017-02-09 18:07 | Comments(2)