かるさんの日々

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変化の無い日々を一枚の画像と共に

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「復興特別税」という税金を、国民の多くの人々が以下のように払う義務を負っています。


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東日本大震災からの復興に当てる財源の確保を目的として所得税住民税法人税に上乗せするという形で徴収される。所得税は2013年(平成25年)11日からの25年間、税額に2.1%を上乗せするという形で徴収される。住民税は2014(平成26)年度から10年間、年間(給与から天引きの特別徴収では6月から翌年5月)1,000円引き上げる。

税の使途は被災地に限定しており、政府はこれらの増税で10.5兆円を捻出する予定≫


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すずめの涙ほどの年金ほかを、確定申告する際の指定用紙に、『復興特別税』の計算記載漏れの無いようにと、カラー太字で強く注意を促しています。

言語に絶する災害に遭遇し、いまだ先の見えない生活を余儀なくされている、多くの被災者のことを思いながら、極少ですが「復興特別税」を払っています。


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この税金を使って、被災地の復興と避難者の救済に全力を尽くす役所が「復興庁」で、そのトップが「復興大臣」です。

20122月に創設された「復興庁」ですが、昨日425日までの5年数カ月の間に6人の大臣が代ってきました。(民主党2名、自民党4名)


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6人目の大臣は、再三にわたる「暴言」で実質的に更迭され、きょう7人目の大臣が任命されました。

何度首を挿げ替えても、「真心も能力も無い大臣」では被災地の復興も、被災者の心の救いも成り立たないことでしょう。


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そんな大臣に操られる「復興特別税」が、最適な使い方をされているのかどうか? はなはだ心もとない気がするのです。




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by karucyu | 2017-04-27 17:29 | 日記 | Comments(2)



きょうの新聞ニュースにありました。

タイトルは・・・・

「出版不況は図書館のせい? 新刊貸し出しに不満 販売数上回る」

というものです。

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出版業界が言わんとしていることは、「図書館が新刊本を無料でどんどん貸出するから、本が売れない・・・何とかしてくれ!!」ということです。

業界団体が昨年11月、全国の公共図書館に「配慮」を求める文書を送付したそうです。


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配慮を求められた「図書館側」も面喰っているかと思います。

たしかにここ十数年来、全国的に図書館の数も増え、蔵書内容も充実してきています。

図書館を利用する側にとって、まことに喜ばしい限りで、貸出数字も増えるのは当然なことです。

全国の各自治体の、涙ぐましい努力による図書館の増大と、貸出実績増こそが、この国の庶民の「娯楽や知識アップ」など文化の普及を担っているのです。

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出版業界が「新刊本の有料貸出」や「一定期間の貸出禁止」を図書館側に求める前に、本の価格を下げる努力・・・・・

たとえば、人気作家へのベラボウな報酬を下げるとか、装丁に無駄な費用をかけないとか、売れないと判っている作品は大量に出版しないとか、書店からの返品制度を改めて無駄をなくす・・・・などなど、自助努力の余地は限りなく多いように思うのです。


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謂れの無い・・・と思える申し入れは「知識の集大成を握る」出版業界らしくない、イチャモンにしか思えないのです。


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by karucyu | 2017-04-23 21:30 | Comments(4)

読書のほとんどを文庫本に頼っています。

単行本は高価で手が出ませんし、図書館での借り出し本は、期日に迫れて気が休まりません。

単行本での発表から文庫本化になるまで、1~2年くらいかかりますが、じっと我慢の子をしています。

そこへ行くと「文庫書き下ろし」作品はありがたいもので、歴史・時代物の多くをこれに頼っています。


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澤田瞳子という作家の作品は、ほとんど読んだことがありません。

この作家が、異能の画家「伊藤若冲」のことを書いています。

<「若冲」2015年4月単行本、2017年4月文庫化・・・文春文庫>


伊藤若冲は正徳6年(1716年)の生まれですから、昨年(2016年)は生誕300年になります。

それで昨年はNHKなどがさかんに彼の作品と人となりを映像化し、放映していました。

それをたびたび観ていましたので、さっそく上記の文庫本を買って読んでみました。

今の世に名を残す画家を挙げるとすれば、指を10本以上折らねばなりません。

ですがやはり、戦国時代の終わりから「安土桃山時代」の豪華絢爛たる文化の一翼を担った「狩野永徳」と「長谷川等伯」を挙げねばなりません。


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狩野永徳は、信長、秀吉に引き上げられ「狩野派」の地位を確固たるものにした画家です。

この永徳のことを「花鳥の夢」という題で、山本兼一が亡くなる1年前に力作を残しています。<2014年単行本、2015年3月文庫化>

長谷川等伯については、安部龍太郎が「等伯(上・下)」の題で力作を発表し、直木賞を受賞しています。<2012年単行本、2015年文庫化>


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澤田瞳子氏が「花鳥の夢」の書評で以下のことを言っています。

≪ 常日頃から親しい作家二人が、同時代のライバル絵師を同じタイミングで取り上げたのは、あくまで偶然と聞くが、それはとりもなおさず、この安土桃山という時代が、政治史のみならず美術史の上でも、非常に魅力に富んだ時代であるゆえと言えよう。

安部龍太郎氏は『等伯』の直木賞受賞時のインタビューにおいて、そんな有為転変の世に生きた等伯に言及した上で、「等伯は私である」とのお言葉を述べられた。

 ならばそれに対して私は、誤解を恐れることなく、

 ――永徳は山本兼一である

 と、ここで断言したい ≫

「若冲」の文庫本後書きを上田秀人氏が書いています。

「文庫書き下ろし」の名手、上田秀人氏が後書きを書くなんてことはめったにありません。それだけこの澤田瞳子の「若冲」がすぐれた作品なのでしょう。

ちなみに上田秀人の作品「禁裏付雅帳(四)策謀」で、若冲は「錦市場の世話役、枡屋茂右衛門」として、この巻の準主役を務めています。


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絵画の世界に疎い自分ですが、「若冲」を含めての上記三作品を読んで、歴史に名を成した芸術家の、作画に対するすさまじいばかりの生き様を知ることができました。


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by karucyu | 2017-04-15 19:59 | 日記 | Comments(4)

――美味しいイチゴに感激――

世は挙げて「ブランド化」がたけなわです。

工業製品は昔から、製品の優劣と生産者の責任を確保するために「ブランド」をつけることが普通でしたが・・・・

ここ十数年前から「農・魚産物」をブランド化し、他との差別を明確にして、市場の優位さを確保しようとする行動が顕著になっています。


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大分県と愛媛県のあいだに「豊予海峡」と言う名の海があります。そこで獲れる「サバ」を大分県側の「佐賀関町漁協」が『関サバ』と銘打ってブランド化し、好評を得て売り上げをのばしています。

それに対して、四国最南端に位置する「「三崎漁協」が、同じ海で獲れたサバを『岬(はな)サバ』と名付けてブランド化し、「関サバ」に対抗しています。

魚が棲む海の中に県境や仕切りはありません。サバは佐賀関へ行ったり、佐多岬へ行ったりと自由に泳ぎ回っています。獲られた海域でその地のブランドがつけられる不思議さがあります。


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果物の世界でもブランド化が進んでいます。「夕張メロン」などはその典型でしょうか・・・

苺(イチゴ)はほぼ全国で生産されていて、ブランド化し市場の確保競争が激烈です。

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代表的なイチゴを上げてみますと・・・・・

  • とちおとめ・・・栃木県

  • 女峰・・・・・・・・同上

  • さちのか・・・・・福岡

  • さがほのか・・・佐賀県

  • あまおう・・・・・福岡

  • けんたろう・・・北海道

  • ももいちご・・・・徳島

  • 越後姫・・・・・:新潟

    などなど、ほかにもたくさんの「ブランドイチゴ」があるようです。

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    先日、新潟の知り合いが「越後姫」を送ってきてくれました。この「越後姫」はまだニューフエースだそうで、生産量もそんなに多くなく、他県への進出には今しばらく時を要するのだそうです。

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    大きくて甘くジューシーな、こんなイチゴを口にすることができるようになった昨今です。農家のみなさんの、たゆまぬ努力にただ感謝しながら、舌鼓を打ったところです。

    ともあれ「農・魚産物」については、ますます「ブランド化」が進み、熾烈な差別化競争が進むことになるのでしょう。

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    話が逸れますが、越後の人たちは「イとエ」の発音が逆使用になる傾向(癖)?があります。せっかくのおいしいイチゴ「越後姫」も、<イチゴ姫というエチゴ>は美味しい!となってしまったりするのです。


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by karucyu | 2017-04-04 18:34 | 日記 | Comments(4)

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