この週半ばに、鎌倉の友人に会いに行って来ました。その足で2~3の寺院を参拝して来ました。そのときの感想を書いてみました。


f0335773_10325247.jpg

藤原氏を中心にした貴族政治を打ち破って確立した「武家政治」の居場所は、京都を嫌って関東の『鎌倉』に置かれました。

源頼朝が幕府を開いた治承4年(1180年)から、執権第16代北条守時の元弘3年(1333年)までの153年もの永いあいだ「鎌倉」は政治の中心地だったのです。

f0335773_10322694.jpg

「東慶寺」は山号を松岡山、寺号は「東慶総持禅寺」と言い、臨済宗円覚寺派だそうです。第8代執権北条時宗の嫡男で、第9代執権北条貞時の開基とされ、開山は時宗の正室「覚山尼」と伝えられています。

f0335773_10331604.jpg

南北朝時代に、ご醍醐天皇の皇女「用堂尼」が第5世住持になったと古文書にあるそうです。ためにこの後、この寺を「松岡御所」とも称するようになったようです。

大阪夏の陣で敗れた、豊臣方総帥秀頼の娘が徳川方に捕らわれ、千姫の養女として「東慶寺」へ入れられました。天秀尼の名前でのちに20世住持となりました。

これ以降江戸時代を通じて「東慶寺」は、群馬県にある「満徳寺」と共に幕府寺社奉行も承認する<縁切り寺>として知られ、女性の離婚に対する家庭裁判所の役割も果たしていました。

f0335773_10341408.jpg

この「東慶寺」を舞台にした小説がたくさんあります。挙げてみますと・・・

「東慶寺花だよりー井上ひさし」「駆込寺陰始末―隆慶一郎」「影十手活殺帳―宮本昌孝」「柳生忍法帳―山田風太郎」「柳生薔薇(そうび)剣―荒山 徹」などがあります。

そのなかでも、やはり「井上ひさしの東慶寺花だより」が、舞台や映画にもなって知られているようです。


f0335773_10333523.jpg

鎌倉独特の丘陵を利用した寺域にはたくさんの「苔むした五輪の塔」が、静かにたたずんでいました。


[PR]
by karucyu | 2017-09-30 10:40 | 日記 | Comments(4)

久しく映画を観る機会がありませんでした。

このところ、頻繁にTVCMやPCCMに流された「関ヶ原」を観てきました。

この映画のこと、TVCMが流されるまで、制作されていることを知りませんでした。

いうまでもなく原作は、「司馬遼太郎」の<戦国三部作(国盗り物語・新史太閤記・関ヶ原)>の一つです。

1964年(昭和39年)~1966年(昭和41年)のあいだ「週刊ゲンダイ」に連載され、1966年に新潮社から(上・中・下)の単行本として出版されました。

この「関ヶ原」を中心にした「戦国三部作」は、歴史時代小説フアンを熱狂させ、司馬遼太郎の作家としての地位を確固たるものにしたのでは?・・・といま思っています。

f0335773_13352888.jpg

映画「関ヶ原」は、『監督・原田正人、主演・役所広司、岡田准一』であって、作者司馬遼太郎の死亡時から21年目、小説完成から実に51年目の映画化ということになります。

司馬遼太郎の作品は、NHKの大河ドラマの本数の中でトップを行っています。その他「坂の上の雲」など、多くが単発ドラマにもなっています。

f0335773_13354275.jpg

ですが、氏の作品はどうも「映像」に向いていないのか、「映像化」が難しいのか、自分にとっては納得が行かない気がしてなりません。

司馬遼太郎の作品は、どうあろうと「一行一行、文字を目で追って」じっくりと味わうのが最高なのだと・・・・これからも思っていくことでしょう。

f0335773_13355682.jpg

それにしても映画「関ヶ原」を観ての感想は、近ごろの映画にしては大掛かりなロケーションを多としながらも、戦国期の「戦闘シーン」などは、どうしても「黒沢明映画」の綿密・重厚さを想い出す・・・ということになるのです。


[PR]
by karucyu | 2017-09-18 13:37 | 日記 | Comments(2)

きょうは北の国の「魚」の話しでなく「昆布」の話しです。

日本料理に欠かせない「昆布」の採取地(生産地)は、宮城県以北~北海道周辺がすべてです。全体の95%が北海道で採取され、青森・岩手・宮城の東北3県は5%前後だそうです。

f0335773_10281816.jpg

ところで、みなさんは「昆布」のブランド(名称)を、いくつご存知でしょうか?そういう自分も、「利尻昆布」「日高昆布」「羅臼昆布」程度しか言えませんが・・・

ところがはかにもいろいろのブランド(名称)が付いた「昆布」があるんですね。「真昆布」「長昆布」「細目昆布」「がごめ昆布」「厚場昆布」「ねこあし昆布」「ややん昆布」「くぎなが昆布」などなどです。

f0335773_10285530.jpg


「昆布」の名称は、産地であったり形状であったりと、ややこしくなっています。「利尻昆布」や「日高昆布」「羅臼昆布」の3ブランドしか頭に浮かんで来ないのは、観光地などで売っていて、お土産に買ったりするのが、ほぼこの3ブランドに絞られているからでしょうか。

f0335773_10280024.jpg

函館近海で採れる「真昆布」は、料理人の間では言わずと知れた高級コンブで、函館では年間4千~5千トンを生産しており、国内のコンブ生産量のトップを占めています。

 しかし、函館市が昨年、東京で開催された水産物の商談会でバイヤー約160人に「コンブ産地としてどこをイメージするか」を聞いたところ、「利尻」「羅臼」「日高」を挙げた人が多く、「函館」と答えた人は1人もいなかったとのことです。

f0335773_10274719.jpg

この結果も踏まえて市と5漁協が協議を重ね、「函館真昆布」を既存の販売名(ブランド)に加えて用いることにしたのだそうです。

函館市内では産地ごとに「白口浜」「黒口浜(くろくちはま)」「本場折」の3銘柄があるそうで、

同じ銘柄でも「尾札部(おさつべ)昆布」など細かく町名を付けて売り出しているケースもあり、販売名は数十種類にも及んでいるようです。 

漁協の幹部は「従来のブランドは生かしつつ、函館のネームバリューでPRにつなげたい」と話しています。函館周辺の5漁協は「函館真昆布」の名称を消費者に浸透させるため、包装などに活用してもらうよう問屋に働きかけると言っています。


f0335773_10293347.jpg

今年を「昆布PR元年」と位置づけている函館市も、年内にも食品メーカーを訪問し、統一名称の使用を要請する積りのようです。

「函館真昆布」が、観光客をはじめ全国の消費者にしっかりと認知される日が来ることを願わずにはいられません。

<画像は借用しました>


[PR]
by karucyu | 2017-09-17 10:33 | 日記 | Comments(4)

その昔から、6月~翌年1月ころまで行われる「スルメイカ漁」は、幻想的な「いさり火」とともに、函館の大きな観光資源となっていましたが・・・・

f0335773_21092899.jpg

ですが、この8年間ほど、函館のイカの水揚げ量は減少傾向が著しくなっています。

作年(2016年)度は、シーズン初めから漁不振で、11月までの水揚げ量が1460トンと、この10年間で最も少なく、記録的な不漁となってしまいました。

イカ不漁の原因としては「漁場となっている津軽海峡周辺の海水温が高くなっている」ことや「海流の変化」、「他国漁船の違法乱獲」などが言われていますが、はっきりしたことは分かっていないようです。

f0335773_21084624.jpg

函館地域では、観光客へのイカでのおもてなしが欠かせませんし、函館には全国で最も多い70を超えるイカの加工業者が集っています。

たとえば「イカそうめん」製造の業者、作シーズンは思うように新鮮なイカの仕入れが出来ず、例年の30分の1ほどの量しか作れなかったのだそうです。

代わりに冷凍イカを使って製造を続けていますが、冷凍イカの取引価格も前のシーズンに比べると3倍ほどにまで値上がりしています。けっきょく利益が出ず赤字モードで推移しているようです。

ところが、ところが・・・昨今、夏から秋に本格化する道内のスルメイカ漁に異変が起きています。

イカは日本海、太平洋をそれぞれ北上するのですがが、日本海では例年より1、2カ月早く稚内沖に入り、稚内市内は19年ぶりの豊漁に沸いているのです。

稚内港では7月以降、函館市や根室管内羅臼町、遠くは長崎県、鳥取県などの船が連日イカを水揚げしていまして、多い日で約70隻に上るようです。

f0335773_21091141.jpg

例年、日本海の夏場の主漁場は檜山沖で、稚内沖で本格化するのは秋口以降です。ですが、稚内漁協によると、今年7、8月の水揚げ量は前年同期を4割上回る1604トンで「ここ10年はなかった」量に達したとのこと。道の統計によると、同時期で1998年以来の豊漁です。稚内市では今夏、船の燃料代や乗組員の飲食などで2億3900万円の経済効果が出たと試算して喜んでいます。

f0335773_21090139.jpg

一方、太平洋側は、この時期に北上するはずの道東沖で「群れが全く見当たらない」状況です。半面、函館市の水揚げは8月下旬から急増し、同月の市水産物地方卸売市場の生鮮イカの取扱量は394トンにもなりました。近年の低迷から脱し切れてはいないが、記録的不漁だった前年同月の2倍を超えて、観光業界もイカ加工業者も、ホッと一息ついているようです。

f0335773_21094149.jpg

北の海で主要な漁業、「サンマ」や「サケ」の漁獲量が低迷を続けている昨今です。

三本柱の「スルメイカ」が、多少獲れる漁場が違ったとしても、豊漁のニュースを聞く道民にとっては「喜」の一言につきるのです。
<画像は借用いたしました>


[PR]
by karucyu | 2017-09-12 21:13 | 日記 | Comments(4)

1991年にオープンし、26年間も小樽への観光客を楽しませてくれた「石原裕次郎記念館」がこの831日を持って閉館しました。

昨年の夏にこの記念館の館長が・・・・・

「裕次郎フアンが高齢化し、近年では、裕次郎を知らない若者が増え、入場者が激減したこともあり、老朽化の改修費用の負担が大きくなったこともあり、赤字になっての倒産などあってはならないので、裕次郎さんの想いを傷つけないうちに、惜しまれて閉館することを決めた。閉館まで1年間あるので、建物の今後の利用方法で売却や賃貸も検討したい。今後は、全国のゆかりの地に出向いて移動展示を行っていきたいと思っている」と話して閉館が決まりました。

f0335773_12401388.jpg

ご多分にもれず、閉館が決まってからというもの、全国からファンが詰めかけて、今年に入ってから来場者は前年比8割増の盛況ぶりで、「貴重な品々をもう見られなくなるのは寂しい」と昭和の大スターの思い出を胸に刻んでいたとのことです。

f0335773_12403030.jpg

閉館にちなんでJR小樽駅4番ホームで8月24日~93日までの間、裕次郎記念館からの寄贈品などを紹介する「裕次郎メモリアルルーム」の展示がありました。裕次郎の写真や映画ポスターなど約200点を並べ、駅利用客に楽しんでもらう趣向だがありました。

f0335773_12405054.jpg

 同駅4番ホームは、裕次郎がかつてテレビの撮影で降り立ったことから、「裕次郎ホーム」として親しまれています。同記念館の閉館を受け、JR北海道が同ホームで展示品を紹介しようと記念館側に貸し出しを申し出たところ、「思いがけず多くの品を寄贈いただいた」ということのようです。

f0335773_12410269.jpg

裕次郎が亡くなるまで乗っていたという愛車の「ロールスロイス」が、小樽市に寄贈され、小樽市総合博物館本館(手宮1)に展示されることになりました。この保管設備の整備費に充てるため、市がインターネットで寄付を募るクラウドファンディング(CF)に取り組んでいるようです。市は「全国の裕次郎ファンの力を借りたい」と期待しています。

この「ロールスロイス」の一般公開は930日ころからの予定だそうです。

興味がありましたら、ぜひ小樽へ足を運んでください。


[PR]
by karucyu | 2017-09-09 12:50 | 日記 | Comments(4)

先の日記に「還付金詐欺」との応対について書きましたが・・・

以下は、先日(6日)夕刻の地元新聞「電子版」からの記事借りです。

f0335773_11241190.jpg


「80代女性が200万円 苫小牧で特殊詐欺に・・・」

【苫小牧】苫小牧市の80代女性が6日までに、市職員を名乗る男にキャッシュカードをだまし取られ、4回にわたり計200万円を引き出されたと苫小牧署に届け出た。
同署は特殊詐欺事件とみて調べている。

 同署によると、女性宅に8月31日から9月1日にかけ、市職員を名乗る男から「後期高齢者保険料を多く引き落としたから返却する」「部下がキャッシュカードを取りに行く」と電話があった。

女性は1日、女性宅に来た市職員を名乗る男にキャッシュカードを手渡した。4日に金融機関から、現金引き出しについて問い合わせを受け、だまされたことに気づいたという。

――やっぱり被害があるんですねえ~、お互い欲を搔かず、冷静さを保たねばなりません――

f0335773_11234855.jpg

[PR]
by karucyu | 2017-09-08 11:25 | 日記 | Comments(2)

――還付金詐欺の手口――

きょう(4日)の昼頃のことです。

区役所の者ですがと、電話があり以下のことを・・・

「 お宅の、後期高齢者の健康保険料が払い過ぎとなっていて、

 その払い戻しを請求するよう書類で伝えてあるが、手続きがなされていない。

  このたび特例として、323千円を今日の午後2時までに銀行口座に振り込んでやるので、銀行名と口座を教えてもらいたい。

  のちほどその銀行の係員が電話で連絡するから応対するように・・・」と。


f0335773_17555857.jpg

  間もなく、銀行のコールセンターからと名乗る男から電話があり「貴宅の口座に上記金額が振り込まれると役所から連絡があった。ついては・・・・」と話し始める。

ここで、老妻に代って私が電話対応を始める。

相手の銀行名、窓口名(役職)、あなたの名前、コールセンターの住所、電話番号などなどを、矢継ぎ早に聞いたところ、スラスラと答えるが、いずれも怪しい雰囲気です。

「あんた(還付金詐欺)だろう?」と畳みかけたところ、「振込金は要らないのか?」と、「そんなもの要らない!」というと、「じゃあ私の方で受け取って置く(怒り声)!」で電話が切れる。

f0335773_17552631.jpg

コールセンターの電話番号は『0120-828-828』とのこと、どこかで聞いたような番号です。

念のために掛けてみましたら・・・・なんと「健康食品で名を売っている(やずや、やずや)

の福岡の消費者向け電話番号」でした。

f0335773_17563077.jpg

余計なことながら、さっそく「やずやさん」に電話して、お宅の電話番号が悪用されていますからご注意された方が・・・・と
[PR]
by karucyu | 2017-09-04 17:58 | 日記 | Comments(2)