「勝って 俵の縄(緒)を 締めよッ!!」  2018年3月22日

――魚沼産コシヒカリの凋落に思う――

 日本穀物検定協会が過日、「おいしいコメ」を判定する2017年度産米の食味ランキングを発表しました。

 ランキングは特AからB′までの5段階で、協会独自の基準米(複数産地コシヒカリのブレンド米)と試験対象の品種を外観、香り、味、粘りなど6項目を比較して判定したとのことです。

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17年産米の評価対象は、151産地品種銘柄(16年産は141銘柄)。特Aは43銘柄(同44銘柄)、Aは76銘柄(同79銘柄)でした。初めて特Aを取得したのは埼玉・県東「彩のきずな」、高知・県北「にこまる」、佐賀「夢しずく」の3産地銘柄だったようですが・・・・・


 
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常勝ブランド米の「新潟県魚沼産コシヒカリ」が5段階評価で最高の「特A」から初めて後退し2番目の「A」になったと特筆されました。

魚沼産コシヒカリは特Aができた1989年産から16年産まで28年続けて最上位を守り、凶作の93年も唯一転落しなかった品種でした。

全国の津々浦々のお米屋さんの店頭で「魚沼産コシヒカリ」を大量に積み上げ、他ブランドよりも高額に販売しています。

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耕作面積がさほど広くは無い「魚沼産コシヒカリ」が、全国のお米屋さんの店頭に、うず高く積み上げられるほど収穫量は無いはずなのですが・・・・・、

ここ十数年、「魚沼産コシヒカリ」に追いつけ追い越せと、各地の農業関係者は血のにじむ努力を重ねてきました。その甲斐もあってここ数年「特A」にランクされる銘柄が増えて、消費量も上がってきています。

その間、「越後の農業関係者」は、名声に胡坐をかいて「うさぎとカメの教訓」を忘れてしまったのかもしれません。この教訓は「油断をするな」とか「地道にコツコツ歩むのが大事」なのだとありますが(もう一つの解釈があるそうですが省きます)

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その昔のお米は「俵」に詰められていました。俵に掛けられた「縄(緒)」を常日頃しっかりと締めなかった「越後の農業関係者」が、最近の北海道米の生産地にたびたび訪れて、浮上の学習に余念がないとのことです。

と言う北海道産米の中で「ふっくりんこ」が特AからAに格落ちしてしまいました()

「北海道の農業関係者」も、ものがたりの「うさぎさん」になってはならない・・・と思ったりするのです。
<画像は21日の、郊外の公園温室内の花と、屋外の雪景色です>


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by karucyu | 2018-03-22 11:18 | 日記 | Comments(4)

Commented by kawasei1008 at 2018-03-22 20:29
こんばんは。
おコメの銘柄増えましたね。一時期コシヒカリの銘柄がやたら目立ってましたが、ササニシキなど見かけませんね。
Commented by karucyu at 2018-03-23 09:04
>かわせいさん、

そうなんですよね、各地の農業従事の人々が努力されていますね。

「猫マタギ」と言われた道産米も美味しくなり、九州産のお米も頑張っていますね。
みんな「努力の賜物」でしょう。
Commented by harusan at 2018-03-23 19:39 x
あちこちの産地の名前を冠した「○○産コシヒカリ」が大量に出回っている昨今ですから、余程の努力をしないと「魚沼ブランド」も負けますね。
美味しいお米の種類が増えてくれることは、日本人には嬉しいことでし~♪
Commented by karucyu at 2018-03-24 09:21
>はるさん、

そうですね、美味しいお米が各地で生産されることは喜ばしいことですね。

ますます競争が激しくなってくることでしょう。