2018年 06月 08日
あずき使用のお菓子の危機・・・2018年6月8日
「お饅頭やお汁粉」、「あずき入りアイスバー」などによだれを流す「甘党の人々」には、いやな雰囲気が漂いつつあります。
産地にこだわる菓子メーカーや製餡会社は、なべて「十勝産小豆100%使用」などとうたって差別化を図ろうとしています。
ところがこの「十勝産小豆」の生産が減少し、大元の在庫も少なくなって手に入り難くなり困っているのだそうです。
けっきょく「十勝産の小豆」の価格は高騰し、「甘味製品」の値段を上げざるを得なくなっているのです。 「小豆の値段が上がってしょうがない。今期は何十年かぶりの赤字だ」と、製餡会社の経営者が嘆いています。
「十勝産小豆がなぜ不足しているのか?、そういった状況が起こった原因は・・・
需給調整で作付面積を減らした2016年に台風が直撃、生産量が前年から半減し在庫過多の状況が一転した。
ホクレンが十勝管内の生産者に作付面積の拡大で、増産を呼びかけていますが・・・生産者がいうには「今は在庫不足で高値だが、収穫後もそれが続くか保証が無い。手間がかからない上、交付金が付き価格が安定する大豆生産に力が入る」と言っています。
需給バランスを取るのは一筋縄では行かないようで、国産小豆の高騰でカナダなどの輸入豆が大量に流れ、十勝ブランドに影響が出ることを懸念する声もあるようです。
ですが、とうぶん「甘味製品」の値上げが続きそうなのです。
<画像は借用ものです>
これからの季節は、アイスや冷たいあんみつや、水羊羹~欠かせないです。
まぁ我慢して、ダイエットに励みます(苦笑)
あんこは大好きなので・・・(笑)