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先月28日ころから降り始めた南九州地方の雨です。

月が変わっても3日、4日と降り続き、鹿児島、宮崎、熊本各県の河川氾濫や土砂災害の危険が迫りました。昨日5日になってようやく収まってきたようですが・・・・

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気象庁は緊急記者会見を開き、新しい「災害警戒レベル」の5段階のうち、「レベル4」を発令しました。「レベル4」とは≪災害対象地域住民が安全な場所へ、全員が避難する≫・・・ということになっています。この段階で『行政を頼らず、自分の命は自分で守れ!』と盛んに強調します。

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74日の夜に「NHKクローズアップ現代+」が、「記録的な大雨“全市避難”で何が起きたのか?」と、さっそく被災地の「レベル4」による混乱状況を放送していました。

鹿児島市では、3日午前9:35分に、4日にかけて激しい降雨の恐れがあるとして「レベル4」を行使しました。市内全域約28万世帯の人口、約60万人に緊急避難を指示したのですが・・・

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ニュースでこれを観ていて「60万人の人が、この豪雨の最中どこへ逃げられるのか?避難する場所があるのか?」と、他地域のことながら一人案じていました。

NHKの放送を見て「やっぱりなあ~~」と思ったところです。それぞれの避難所は満員で、弱者など少し行動の遅かった人たちは、避難所へ入れなく、豪雨の中あちこちと彷徨ったりしたのです。

大災害の中、行政の行動に限界があるのはじゅうぶん理解できますが、それにしてもいきなり「自分の命は自分で守れ!」と言われ、丸投げされても戸惑うばかりです。

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江戸時代中期に名を成した「鬼貫」という俳人が、『行水の 捨て所なし 虫の声』と詠み、これを揶揄した狂歌『鬼貫は 夜ごと盥を 持ち歩き』が喝采を浴びました。

豪雨の中の夜半、避難所を探し求めて彷徨う被災者・・・『豪雨降り 逃げどころ無し 災の人』と思ったりするのは、不謹慎なのかもしれません。


by karucyu | 2019-07-06 13:35 | Comments(3)

変化の無い日々を一枚の画像と共に


by かるさん